逆裁定の基本的構図

割安なCBを買って、株をカラ売りする

 そして  株価が下がる可能性が大きいなら、カラ売りを 3,000株。(上限)
株価が上がると見るなら         〃 1,000株。(下限)
判断に迷う時には             〃 2,000株。(中立)

  

 以上が、カラ売りの株数を決める際の基本です。この上限と下限の間でのカラ売りである限り、株価が読み筋の反対に動いても損は発生しません。

  1. 上限値でカラ売りしたケースの損得 ― 株価下落の期待
    株価が下がればカラ売りが多い分、儲けが増えます。
    反対に上げた場合、カラ売り損はCBの値上がり益でカバーされ、損得はゼロになります。

  2. 下限値でカラ売りしたケースの損得 ― 株価上昇に期待
    株価が上がればカラ売りが少ない分、CBの値上がり益が多くなり儲けがふえます。
    反対に下げた場合でもCBの下げ幅は小さく、カラ売りの利益でCBの損はカバーされます。
    時として、CBはほとんど下げずにカラ売りの利益だけが残る事もあります。

  3. 中立のカラ売りをしたケースの損得 ― 株価の判断に迷うとき
    中立であれば、株価の上げ下げに関係なく、同じ位の儲けがでます。
    ただし、上記の 1.2.に比べて儲けの幅は減ります。


     詳しくは  転換社債“超”投資法 をお読み下さい。 鞄ッ友館 http://www.doyukan.co.jp

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